猫の膀胱炎 症状 対策

発症率は犬の4倍?猫がかかる「膀胱炎」の症状と予防策

猫が良くかかる病気に「膀胱炎」があります。

 

膀胱とは、腎臓から送られてくる、
老廃物となった尿を一時的にためておく器官です。

 

そして膀胱炎とは、その尿をためこむ器官である膀胱に、
炎症が発生する症状の事を指します。

 

膀胱炎は、尿道から入った細菌が膀胱にたどり着いて
炎症を引き起こします。

 

猫の場合、オスメスかかわらず膀胱炎にかかりやすく、
前述した「細菌性」による感染ではなく、
ストレスや環境要因から発症する、原因が特定できない
「特発性」と呼ばれる膀胱炎や、冬の季節にかかりやすくなる
尿路結石による膀胱炎が多いとされています。

 

猫の尿は濃度が高く、尿が出ない状態になると、
猫の全身に毒素がまわってしまいます。

 

結石によって尿が体外に排出されなくなると、
最悪死に至ると言われています。

 

具体的には24時間で危険状態で、
48時間で危篤状態となり、72時間で殆どが死亡してしまう
という危険な病気です。

 

また猫の膀胱炎の発症率は犬の約4倍とされており、
成猫に多い疾患でもあります。

 

猫が膀胱炎になっていると思われる症状や、
行動としては主に以下があります。

 

膀胱炎の症状

 

  • 排尿の回数が増加する
  • 排尿に血が混ざる
  • トイレ以外の場所で排尿する
  • 食欲が無い
  • 元気がない
  • 力んでも排尿できない

 

あなたの愛猫がこのような行動を起こすようになったら、
獣医さんに一度診てもらう必要があると言えます。

 

生活を共にする、あなたの愛するペットが、

 

「あれ?いつもと違うな?」

 

と気づく事で、早期発見され早期治療に繋がります。

 

 

事前予防としては以下があります。

 

事前予防策

 

  • 水を多く飲ませる
  • ドライフードからウェットフードに切り替える
  • トイレを清潔にする
  • 居住空間を最適にする

 

特に冬場などは、寒さから水をあまり飲まなくなり、
排尿頻度が減り、尿中に結石ができやすくなります。

 

実際に冬にかかる猫の病気の多くは、
泌尿器系の疾患が多いと言われています。

 

そのため、飲みたいときに水を飲めるような環境を作ったり、
ウェットフードなどの水分を多く含む食物を与える必要があります。

 

また、ストレスなどで膀胱炎を発症する猫は、
総じて綺麗好きで清潔な環境を好みます。

 

トイレを清潔にしたり、猫が安心するような、
隠れ家のような居住空間を作る事で、
猫のストレスを緩和することができます。

 

 

尚、膀胱炎に罹ってしまった対処法としては、
投薬治療と、療養食による食事療法の2つになります。

 

膀胱炎の原因は前述したように、
原因が特定できない特発性と呼ばれる原因や、
細菌感染や結石による原因があるため、
獣医師によく見てもらい原因に合わせた抗生物質の投与が必要になります。

 

また、療養食というのは、病気の治療や病後の回復を
促進するために摂取する食事の事で、主に病院から薦められます。

 

獣医さんとコミュニケーションを綿密に取り、
あなたの愛猫の症状に合った療養食を与えることがベストになります。


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